衣替えの季節ですね。食器もそろそろ夏物の準備の時期です。でも、食卓を夏色にするのにはまだ少し早い気がします。この微妙な季節の間に活躍するのは、茶系の漆器。朱や黒と違い、どんな器ともなじみ、コーディネートしやすいのです。こちらの写真は、「鎌倉彫博古堂」の縁ぐり文様の茶卓と8寸皿・うるみ色です。地味になりがちなこげ茶色の器ですが、控えめな縁ぐり文様で存在感十分です。