11月 霜月

2015年11月1日

朝晩とだいぶ冷え込むようになってきました。この時期、岩手の漆掻き職人さんは、今年収穫の漆を無事納め、ホッと一息ついているころだと思います。その漆は、「浄法寺漆」ブランドとして扱われ、その多くが日光東照宮の修理修復のために小西美術工芸に納められます。漆器づくりに使える「浄法寺漆」は限られた量となるので、本当に貴重です。

さて、写真のお椀は、「すえひろ椀」という名のもので、岩手県二戸市の「滴生舎」さんの器です。もちろん、「浄法寺漆」だけで仕上げのもの。経年とともに透明感を楽しめる器です。 鍋料理が楽しくなるこれからの季節、取り皿に陶磁器も良いのですが、是非漆器も使ってみてください。

ただ・・・、完売してしまい、次回の仕上がりは初夏の頃になるとのこと。11/5(木)からの自由が丘での展示会では、予約注文を承ります。もちろん展示もいたしますので、ご来場の際には、是非お手に取ってみてください。お待ちいたしております。

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